膝の故障悪化後の初山行
2007年7月の登山で膝の故障が顕在化した。その後の経過も芳しくなく、
丸1年ぶりの山行となった。
<高尾山のコース>
京王高尾線の高尾山口で下車、徒歩・ケーブルカーで登る。
日本で最も登山者数が多い山であり、よく整備されていて便利である反面、
平日であっても人で溢れかえっている。
6号路は完全な登山道で、高尾山といえども登山の装備が必要。
<今回のコンセプト>
膝の回復状況を確認する。
<山行記録>
01→11:57 高尾山口駅
02→12:02 清滝駅周辺
03→12:12 6号路登山口
04→12:18 琵琶滝分岐
05→12:34 硯岩
06→12:50 稲荷山分岐
07→13:00 各路への分岐
08→13:04 高尾山山頂
~13:12
09→13:25 男坂女坂分岐
10→14:24 清滝駅周辺
〔01〕
京王高尾線の高尾山口駅から歩くと、ケーブルカーの清滝駅前に出る。
〔02〕
清滝駅の周辺は、寺社周辺の観光地で見られる土産物店が数多く並ぶ。
コンビニは少し離れた場所にあるため、現地調達の予定がある場合は
事前に場所を確認しておく。
6号路と稲荷山コースの登山口は、清滝駅の駅舎を正面に見て
左脇にある道を進んでいく(画像では白い車が写っているところ)。

1号路は木々の茂る坂道を進んでいく(画像中の青い車のある道)。

高尾山のケーブルカー(おまけ)。のどか。


〔03〕
清滝駅から10分ほど歩くと6号路の登山口に出る。
ここまでは車道を歩くので、登山口前のスペースで準備体操をする。

道標と案内図はしっかりしたものが立てられている。

6号路は登山道として整備されており、観光地化している1号路とは
完全に異なっている。
鬱蒼と茂る木々のおかげで直射日光は避けられるが、風は抜けない。
低山なので止むを得ないが、暑い。登山道に沿って流れる沢の音が
気休め程度に涼を感じさせる。

〔04〕
高尾山は信仰の山であり、その名残がそこかしこに見受けられる。
琵琶滝もそのひとつで、一見する価値がある(今回はスルー)。
琵琶滝への分岐。

〔05〕
硯岩。

〔06〕
6号路にはその外側に稲荷山コースと呼ばれる別コースがある。
文字通り稲荷山の山頂を踏んで高尾山山頂に到達するコース。
画像中の道標左側が稲荷山コースへのルート。右側が6号路。

稲荷山分岐から先の6号路は、水が染み出していて、置石されている。

染み出した水が集まって小さな流れとなり、更に他の流れもあわせて
沢となっていく。6号路沿いの沢のソース(source)へと遡ってきて、
間近に見ていることになる。
〔07〕
置石の登山道を過ぎ、木道の階段を過ぎ、開けた場所に出ると、
四方向の分岐を示す道標に辿り着く。

高尾山の登山道には、
・1号路、6号路、稲荷山コースの三つの主路
・1号路の副路となる3号路、4号路
・周回コースの2号路、5号路
を挙げることができるが、6号路の最後にあるこの道標は、
これらのコースを示すものである。
厳密に言えば、6号路はこの道標までで、実際にはほんの少しだけ
5号路を進んで1号路に出て、ほんの少しだけ1号路を登って山頂に
辿り着くことになる。
〔08〕
高尾山の山頂は、水道があり、水洗トイレがあり、売店があり、
およそ山頂らしくない。城址公園のような場所。


高尾山の山頂を踏んで、影信山、陣場山、小仏へ抜けていく場合、
そのベースとしての高尾山の山頂が、ここまで便利なら大変有利。
〔09〕
運命の下山。登れても下れない膝の故障。その具合を確かめながら
時間をかけて1号路を下山していく。
しばらくは尾根沿いに歩く。心地よい風が吹き、のんびりできる。
夏場のせいか、ビアマウントなるビアホールが設置されている。
山中にビアホールを作ってしまう非常識さに憤りを感じるも、
心地よい環境で飲むビールの美味さに強烈に惹かれる。
開店時間にあわせて山に登り、景色を楽しみつつビールをくらえば
さぞや気持ちがいいだろう。
ビアマウントに後ろ髪を引かれつつ先へ進むと、薬王院に入る。
下りなので、奥の建物から順に見ていくことになる。
奥院。飯縄大権現(いづなだいごんげん)。



本院。当然だが、飯縄大権現(いづなだいごんげん)。



飯縄大権現からも分かるとおり、高尾山は修験道の山である。

山門。高尾山はカップルが多いので、むかつく微笑ましい。


薬王院の入口。今回は下山なので、薬王院はここまで。

薬王院を抜けると男坂と女坂の分岐に辿り着く。その名の通り、
男坂の方が厳しくなっているが、今回は下山なので無関係。
左手が女坂、右手が男坂(下山時)。

男坂のから下を見おろす。どんつきが女坂との合流点。

男坂を下から見あげる。

左手が男坂、右手が女坂。

男坂、女坂の先の鳥居をくぐると、その先はただの道。
ひたすら下っていくが、ここで膝に痛みを感じる。
やはり治っていないらしい。膝の故障は厄介である。
〔10〕
清滝駅に戻って来る。京王高尾線に乗って帰路につく。
京王電鉄の新型車両。


<所感>
登り易い。登山者が多く、ケーブルカーがあり、リスクが低い。
都心からのアクセスがよく、乗用車がいらない。
低山は夏に向かないとはいえ、経験の浅い者を受け入れる包容力があり、
それでいて歩けば歩くほど良さが分かる。
利用者が多いため、山歩きに静寂を求める向きには適さない。 |